gwsc
QSGW計算実行スクリプト QSGW計算は,複数の実行ファイルを組み合せて実行される.
Usage: gwsc -np NP [-np2 NP2] [--phispinsym] [--gpu] [--mp] nloop extension [Options]
-np NP
MPI並列数を指定する。
-np2 NP2
GPU版を使用する場合のみ指定する。GPUで実行される計算のMPI並列数を指定する。 通常は使用できるGPU数を指定する。
--gpu
GPU版を使用する場合のみ指定する。
--mp
GPU-MP版(混合精度)を使用する場合のみ指定する。計算精度に注意すること。
nloop
QSGWのイテレーション数を指定する。
extension
ctrl ファイルの拡張子を指定する。
Options
追加のオプションを指定する。 追加オプションは, 全ての実行ファイルの実行時引数となる.
--keepwv
--gpu
を指定した場合に自動で付け加わる. 自己エネルギー(相関部分)を計算する際に, 遮蔽クーロン相互作用の行列要素をメモリ上に保持する. GPU計算ではファイルIO, データ転送が特に律速になるが, それを回避するため.ただし十分なGPUおよびCPUメモリが必要となる.
--tetwtk
指定すると, 分極関数を計算する際に, 結合状態間の四面体重みをメモリ上に保持しない.点が多い計算でメモリ不足になる場合に使用する.